オナ禁道
応援していたから嬉しい。
貴景勝はいつも「弱い自分に勝つ」と発言する。
その言葉は僕に突き刺さる。
そうだ最大の敵は自分なのだ。
ブッダも「敵に勝つよりも自分に打ち勝つ方が優れている」とおっしゃっている。
貴景勝は心の強い人間だ。
このさきも険しい道を歩まなければならないが、きっとすばらしい相撲道を僕たちに見せてくれるだろう。
オナ禁道も道は険しい。
様々な誘惑に打ち勝たなくてなならない。
一番の強敵は、「こんなことは無駄ではないのか」と思うことだ。
そんな思いを振り払い、弱い自分に打ち勝ち続けなくてはならない。
しかしその先に優勝があるわけでもなく、何かしらの称号をもらわけでもない。
誰かに支えてもらうこともない、本当に孤独の道だ。
それでもオナ禁を信じる。
これこれの効果が欲しいから信じるというわけではない。
ただオナ禁という行為自体を信じるのだ。
それがオナ禁道だ。